
Peugeot Type 6 Phaeton With Capote
最初の自動車が馬車に似ているのは不思議なことではありません。馬車という形はすでに存在しており、動力源である馬がエンジンに置き換えられ、そのエンジンがチェーンやベルトを使って車輪を駆動していたのです。
最初の自動車が馬車に似ているのは不思議なことではない。すでに馬車という形が存在しており、動力源である馬がエンジンに置き換えられただけである。エンジンはチェーンやベルトを使って車輪に駆動力を伝達している。 一度もレストアされていないこの初期のプジョーは、典型的な「馬のいない馬車」の姿を今もとどめている。馬の手綱を通すための金具もそのまま残っており、ながえ棒を取り付けるためのポイントも残されている。緊急時にはこの車を馬でけん引できるよう、あらかじめ考慮されていたことがうかがえる。 この車は1894年6月8日にパリの顧客に納車されており、現存する自動車メーカーが製造した自動車としては最古級の一台である。 最初のプジョー車は1889年に発表され、蒸気機関で走行していた。翌年には早くもガソリンエンジンへの転換が決まり、当初はダイムラー製のエンジンを採用していたが、1896年からはプジョー自身がエンジンの生産を開始する。この1894年の1年間だけ7台のみ生産されたType 6には、まだ2気筒のダイムラー製エンジンが搭載されている。 家族経営の企業であるPeugeot Freresは1810年に創業し、当初は鋼製工具、時計、コーヒーミルやペッパーミルといった台所用品を製造し、その後自転車やミシンも手がけるようになった。自動車生産は、いとこ同士であるArmandとEugene Peugeotの発案によるものだが、後者は最終的に自動車の将来性にあまり期待を抱かず、ほどなくして会社を去っている。
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